サックス 演奏後のお手入れ!!

消耗部品の寿命は演奏後のお手入れにかかっている!!

皆様演奏後はキチンとサックスのお手入れをしていますか??

消耗品、特にパッドの寿命はお手入れの有無によって大きく左右されます。後々に大きな出費となるパッド交換・・・少しでも長持ちさせたいのであればこまめなお手入れは必須ですね!!

時短テクニックもご紹介しますのでぜひ最後までご覧ください!!

演奏後!まずはマウスピースとネックのお手入れ!!

演奏後にはまずマウスピースのお手入れ!!
一番汚れやすい部分でもあるのでリードを外したら最初にウエットティッシュなどでマウスピースの汚れを落とすことをお勧めいたします。

ラバーのマウスピースに白浮きした汚れ・・・よく見る光景だとは思いますが、一度付着してしまった汚れは取るのが大変!!(間違ってもメラミンスポンジでゴシゴシ!!なんてやらないでくださいね!!)

汚れは予防するに限ります。(水洗いでも可)汚れを落としたマウスピースはSサイズのスワブを通しておきましょう!!

続いてネックにもスワブを通しましょう!!

マウスピースと同じくSサイズのスワブが適切です!!その際スワブがダマになっていないか確認してから通しましょう!!
筆者も5年に一度はスワブがネックに詰まるという事故に見舞われます!!そんな時は大抵慌てている時!!
落ち着いてスワブを通しましょう!!急がば回れ精神が肝心です!!

本体のお手入れ!!まずはスワブ!!

マウスピースとネックのお手入れが終わったら次は本体です!!

ベルの方から適切な大きさのスワブを通し楽器を接触事故のないよう回転させ、ネックのジョイント部分から引き抜きます!!

この時ネックジョイント部分はオクターブキーを動かすバーがはみ出ていると思います。このバー周りは非常に脆い作りになっていて少しの衝撃でも曲がりやすいです。接触事故には十分気をつけて楽器を動かしてください。2、3回スワブを通せば十分でしょう。

タンポのお手入れ

お手入れの基本というのは楽器内部などの水分を取ることです。
もちろんタンポの水分も楽器には大敵です。タンポのお手入れもこまめにしましょう!!

トーンホールとタンポの間にクリーニングペーパーを挟むのですが!!
通常塞がっていないタンポは普通にペーパーを差し込み!!上から2、3回トントンと軽くタンポを押し当て水分を取ります。

通常塞がっているタンポは該当するキーを指で操作しトーンホールとタンポを動かした上でペーパーを挟み!!キーを動かして水分を取りましょう。

この時気をつけたいことがあります。通常塞がっているキーはタンポを直接動かすのではなく該当するキーを押して開閉させてペーパーに水分を吸わせる程度で十分だということです。

タンポを直接動かすとキーバランスが狂う恐れがあります。そうするとバランスの再調整が必要になる場合が出てきてしまうんですね。

あともう一つは!!
タンポとトーンホールの間に挟んだペーパーはタンポをぎゅっと押さえたまま引き抜くことは絶対にやってはいけません!!

タンポ裏にはトーンホールの跡がついていますが!!これはタンポ交換の際にあえてつけられたもので!!この溝によって楽器の機密性が高められているのです。その溝が崩れることは絶対にしてはいけません!!

タンポのお手入れ時短編!!

もちろん!!全てのパッドの水分をペーパーを使って取りたいところですが!!
時間的にそうも言ってられない!!そんな時もあるでしょう。

そんな時はピンポイント!!通常閉じているパッドだけを選んで水分のケアをしましょう!!
通常時に開いているタンポは乾燥しやすい傾向にあります。せめて通常塞がっているタンポだけは水分を取るケアをしてあげましょう。

長年サックスをやっている方だったらわかると思いますが、先に限界が来るタンポというのは大体場所が決まってますよね。
閉じてるところ・・・大事にしましょう!!

余談ですが筆者は某管楽器修理店で調整をしていただいていた時期、半年に一度くらいタンポがボロボロになる!!という症状に見舞われていました。当時はそんなものだと思っていたのですが・・・。

その某管楽器修理店ではタンポを自作し!!修理調整の楽器に装着していたようです。どうもそのタンポ・・・非常に耐久性に難ありだったみたいです。

やっぱり市販の製品の方が長持ちしてる!!その事実に気づいてから!!その某管楽器修理店に通うのを敬遠しはじめた筆者でございます。

パッドセイバーってどうなの??

タンポの寿命を長持ちさせる!!それがサックスのお手入れの極意でありますが!!
じゃあパッドセイバーってどうなの??ちゃんと水分吸ってくれてるの??ってことなんですけど。

筆者が若い頃(90年代初頭)には!!筆者も自慢のアルトにパッドセイバーを装着していました。

しかしその頃の製品・・・そんなに精度が良いものでもなく!!細かな繊維などが管内に残ってる!!って現象がないとは言い切れない!!そんな状態でした。当時の師匠に「あんまり良くないよ」なんて言われて使用を中止したものです。

確かに!!なるべく乾かしておきたいサックスの管内・・・なのにパッドセイバーのせいで乾燥しにくい状況になっちゃってるんじゃないの??・・・これが当時の感想です。

今・・・どうなんでしょうね??繊維が抜けて精密機械のサックスの機構の邪魔しないくらい製品の質は上がってるんでしょうか??
製品の売り文句には「湿度を安定させる」なんてありますが・・・どうなの??

結論!!筆者はいりません!!
あれ以来30年くらいパッドセイバーなしで生きてるけど!!困ったことないもんな・・・・。使ってる方のことを悪く言ってる訳じゃないんで!!そこら辺はご理解いただきたい筆者でございます。

その代わり!!エンドキャップは必ずしておいてくださいね!!前述した通り!!ネックジョイント部分のオクターブキーを動かすバーは!!非常に脆いですから!!